羽ばたく瞬き 。
少し眠ったから目が覚めて
透けたブルーにほどけてく
少し話したから愛が冷めて
濡れたピンクが渇いてく
だからどうしても
君が作った
ミルクティー
ひとりで飲みたかったの
脱いだ靴下を踏んだら
疲れが溢れて
はいたため息を睨んで
でかけるよ
たしかにあたしがここにいること
誰かと息を交換してること
君が止めてる
交換ノートの隅に書いた
ほんとはなにもわからないこと
たしかにあたしがここにいること
誰かと息を交換してること
君が止めてる
深呼吸する瞬間に
ほんとになにもわからないこと
吸い込まれた
少し働きすぎたから
生きる時間が減っちゃったよ
少しまばたきしすぎたから
優しい時間が減っちゃったよ
だからどうして
だからどうしても
君が作った
ファンタジー
ひとりで聞きたかったの
脱いだ下着を踏んだら
言い訳が溢れて
脱いだひらがなを拾って
気持ちを切り取った
はいたため息を集めて
書き留めるよ
たしかにあたしがここにいること
誰かと息を交換してること
君が止めてる
交換ノートの隅に書いた
ほんとは誰も好きじゃないこと
たしかにあたしがここにいること
誰かと息を交換してること
君が止めてる
深呼吸する瞬間に
ほんとになにもわからないこと
吸い込まれた
たしかにあたしがここにいること
誰かと生きるを交換してること
君がとめてる
交換ノートの鍵の開け方
あたしの初恋の記念日だけど
たしかにあたしがここにいること
誰かとあたしを交換してること
君が止めてる
あたしが止まった
深呼吸する瞬間に
ほんとになにもわからないこと
吸い込んで
押し入れ 。
ママがあたしの部屋を片付けに来た
生きてるかどうか心配だったらしい
別れた彼氏がちょっとおかしいこと
あたしもやっと気づけたから
このまま
ママはしんじゃうのかな
このまま
あたしはママになるのかな
このまま
おうちに帰ってしまいたいよ
ねぇまま
今日は門限までにかえるからさ
ほんとのことを教えてよ
ママが押し入れに隠した
パパじゃない人からの手紙
ほんとのこと教えてあげる
あたしが家を出たのは
あたしがあたしであるためだって
好きだって
言ってくれるの
まってたんだよ。
ほんとのことを教えてよ
ママが押し入れに隠した
パパじゃない人に宛てた手紙
ほんとのことを教えてあげる
あたしが家を出たのは
あたしがあたしであるためだって
ほんとのことを教えてよ
ママが押し入れに押し入れた。
パパじゃない人に宛てた最後の手紙
ほんとのこを教えてあげる
あたしが家を出たのは
あたしがあたしであるためだって
好きだって
言ってもらえるのを
待ってるんだよ。
くだらなくないこと 。
あたしは何も頑張ってないんだって
昨日の食器も洗えてないまま
あたしはただ甘えてるだけだって
昨日の通勤ラッシュは辛かったよ
全部が中途半端で終わりそう
誰もが話せる言葉で怒られて
それでも何かを捨てられないまま
全部が揃ってないと不安なの
くだらない毎日に殺される
くだらない毎日だ
くだらない毎日に殺された
くだらない言葉で
あたしのことを見つけてくれたら
くだらない毎日に生かされる
くだらない毎日だ
あたしは何も頑張ってないんだって
めんどくさいから明日の朝
シャワーを浴びるよ
あたしはただ生きてるだけだって
明日も化粧が間に合わないんだろうな
全部が中途半端で終わりそう
誰でも話せる言葉であたしのことおしえて
それでもあたしは特別だって
全部が可愛くないと不安なの
くだらない毎日に殺される
くだらない毎日だ
くだらない毎日に殺される
くだらない言葉で
あたしのことを叫べたら
くだらない毎日に生かされる
くだらない毎日だ
色塗る街 。
街を彩る。
あたしと君だけを繋げて。
色をばらまく。
君があたしの場所にしか来れないように。
街を塞ぐ。
夜を塞ぐ。
走り書きセンチメタル 。
右耳で流れる ミュージック。
聞き覚えがあるのに 一緒に歌えなかった。
君の好きなチョコ思いだしてしまう。
でも、なんとなく、不安だった。
仕送りのお菓子を全部食べてしまった罪悪感で
今日は一人で眠れないのです。
走り書きで書いたあいしてるで
本当のことかき消して
誘ってるのはそっちでしょ。
ネオンが見えて、午前5時。
左耳から流れるノイズ。
聞き覚えがあるのに、せーのでふりむけなかった
君が好きなあたしの部位思い出した。
でも、なんとなく、不安だった。
実家のカルピスを原液で飲んでしまった罪悪感で
今日はひとりで眠るべきなのです。
走り書きで書いたあたしの言葉で
本当のことが言えたなら
伝わってるでしょ、もうすでに、午前5時。
両耳から流れないで ミュージック
センチメタルで一緒に生きて行けないよ
両耳から流れないで ミュージック
センチメタルで一生死ねないよ
両耳から流れないで ミュージック
センチメタルが一瞬で今日になる。
走り書きで書いた
あたしのセンチメタル
本当のことがいえたなら。
