てんしの自由帳。

ぼちぼちてんししてます。文章・写真のお仕事受け付けております。何か依頼があれば連絡ください。tenchan329@gmail.com

しにます(いきのこります) 。

 

ぼーっとしているように見えますが、こうみえて私、結構焦っています。あと何時間トイレに行けないんだろうとか、あと何点あれば世間体的(セケンテイってよく問題にでますよね)に良いと言われている大学にいけるんだろうとか、やっぱり出発するときにトイレに行っておくべきだったかなぁとか、お互い好きな気持ちが分かっているのに決定的な瞬間がないだとか、デートの最中の(でも、もうそろそろ潮時かもしれない)トイレなのになかなか、なかなかに時間がかかってしまうだとか、みなさんが安易に考えられるような人生のちっこい石っころに躓いて焦っているのではありません。よくよく、よくよく聞いてください。今、私は徐々に死に近づいて行っている気がしてならないのです。どうしてそう感じるのかはわかりません。いえいえ、いえいえ、みなさんの想像のように、最近近しい人が亡くなっただとかペットのハムスターが亡くなったとかそういうことは一切ありませんので心配しないでください。でも、ゆるやかに、しかし、確実に、私は死へと近づいていく感覚に襲われているのです。多分それは一生(残りはどのくらいなのかは定かではありませんが)どんなことを試してみても(本当は試す勇気がないだけ)成功することはなく(ほんとうは悲劇の結果で終わってほしい)やはり、私は死ぬ運命になるという気持ちが(生きとし生けるものすべてが消えてなくなってしまうことは分かっているのに)日に日に増してしまうのです。そんな思いを引きずりながらこんな拙い文章を綴っていたって(ほんとうは認められたくて仕方なくてどうしようもない)良いのかどうか分からない大学に受かって、どうせ死んでおしまいです。無くなってしまいます。ぱっぱらぱーです。こんなどうしようもないことは手からするすると落ちていってしまうのです。(どうしても老いてしまう前に、死ぬ前に、認められたい認められたい。ほめられたい。どうしても生き残ってやりたい。だって私は輝いているんだもの。)それならいっそ私は私を手放してしまったほうが楽だと考えてしまうのです。(そんなことできない、そんなこと言っておけば誰かがきっと私を助けてくれる。それで私は幸せになれる。病んでいるふりでいい、そうしたらきっと誰も放っておけない素敵な私になれる。それから、誰からも認められてとってもかわいらしい女の子になれる。私は、唯一無二の私になれる。だからもっと、私のことを見てほしい、だからもっと、私のことを認めてほしい。認めてほしい認めてほしい。)それでは、みなさん、さようなら。(それでは、みなさん、私のことを助けてください。生かしてください。さようなら。)