下宿ねこ 。
君の下宿先のねこになりたい
時々彼女に嫉妬して
君の膝の上で頭をなでられて
しっぽを上げて生きていたい。
自由な朝に目が覚めて
あくびをひとつかまして
人生をあきらめた目をして
君を見つめながらまた寝ます
適当な時間にごはんをくれる君
ねぇ、今日もまたあの缶詰なの
たまには贅沢もしてみたいの
君と同じ魚がいいわ
君の彼女とも同じだけど
君の下宿先のねこになりたい
時々彼女に嫉妬させて
君の膝の上で頭をなでられて
しっぽをあげて生きていたい